竹田の子守唄
日本民謡/歌:赤い鳥
守りも嫌がる 盆から先にゃ 雪もちらつくし 子も泣くし
盆が来たとて 何うれしかろ かたびらは無し 帯は無し
この子よう泣く 守りをばいじる 守りも一日 やせるやら
はよも行きたや この在所越えて 向こうに見えるは 親のうち
向こうに見えるは 親のうち
ちょいと、元歌の歌詞を調べてみました
竹田の守り子唄
この子よう泣く 守りをばいじる 守りも一日 やせるやら
ねんねしてくれ 背中の上で 守りも楽なし 子も楽な
ねんねしてくれ おやすみなされ 親の御飯が すむまでは
ないてくれなよ 背中の上で 守りがどんなと 思われる
この子よう泣く 守りしょというたか 泣かぬ子でさえ 守やいやや
寺の坊さん 根性が悪い 守り子いなして 門しめる
守りが憎いとて 破れ傘きせて かわいがる子に 雨やかかる
来いよ来いよと こま物売りに 来たら見もする 買いもする
久世の大根飯 吉祥の菜めし またも竹田の もんば飯
足が冷たい 足袋買うておくれ お父さん帰ったら 買うてはかす
カラス鳴く声 わしゃ気にかかる お父さん病気で 寝てござる
盆が来たかて 正月が来たて 難儀な親もちゃ うれしない
見ても見飽きぬ お月とお日と 立てた鏡と わが親と
早よもいにたい あの在所こえて 向こうに見えるは 親のうち