12個の季節
〜4度目の春〜
詞・曲:川嶋あい
112-8087-5
(GS版)
初めて逢った頃より ずいぶん髪が伸びたよね
僕にとって これが最初の恋 と知ったのは桜の下
コンビニの角を曲がり いつもの駅へかけて行く
仲間に隠れながら君の ちらつく横顔を見てた
照れくさいね 君が見てると 放課後の熱いバスケ
セピア色した夢のフィルムは 僕らだけの足跡
もう一度 青春 校舎で 笑い合った日々と約束を
一瞬 永遠 未来と 残されている今日の日
黒板 白いチョークで 二つのイニシャル並べた
疑われた翌朝君は 僕のせいだと気づいてた?
二年前の 真冬の夜に 書きかけた 君への手紙
屋上にある 置き去りの空 二人で見たかった
卒業アルバムに残る 笑顔がとてもとてもまぶしい
見慣れた街並み 夕暮れ 壊れそうな気持ちだよ
たった12個の季節を 一瞬で駆け抜けた 4度目の春は別れ
弱虫 強虫 いろんな 顔が見えたよ 全部好きだった
告白なんて できないよ このまま友達でいい
明日は『さよなら』するけど 僕のこの初恋は旅立つ
最後に流した君の 涙ずっと忘れない